内定者研修3つのTips | Essential Education Center

内定者研修3つのTips

10月に入ると、「内定式」を行う企業も多いのではないでしょうか。内定者の方々も内定書を受け取り「いよいよ」と様々な思いが込み上げてくることでしょう。

企業側においては、「入社までに企業文化に馴染んでもらえるように…」「内定辞退されないために…」「即戦力になってもらうために…」様々な理由で内定者研修を行う時期であると思います。

今回は、創業から24年間、企業の人材育成を行ってきたEECなりに『内定者研修のTips』をお伝え出来ればと思います。

内定者側の不安

 「マイナビ 2022年卒 内定者意識調査」では、入社予定先企業を決めた後、不安になった学生60.8%に対して“不安になった理由”を尋ねています。その結果がこちら。

不安になった理由としては、

1位『社会人としてやっていけるかどうか』

2位『この会社できちんと務まるかどうか』

3位『自分がこの仕事に向いているかどうか』

『学生と社会人へのギャップ』、『スキル』といった部分で不安を感じている内定者が多い事が分かります。仕事に向いているかどうかという不安位おいては、コロナ禍でインターンや就活中にリアルな現場を見る事が出来なかった事が影響しているかも知れません。

内定者が求めるサポート

 「ラーニングエージェンシー 内定者意識調査では、内定者の多くが不安を抱えている中で、内定者が企業に求めるサポートについて尋ねています。その結果がこちら。

1位『先輩社員との人間関係を築く機会がほしい』

2位『他の内定者との人間関係を築く機会がほしい』

3位『マナーや仕事の進め方など、社会人としての基礎を教えてほしい』

『人間関係の構築』、『社会人としての基礎スキル』を求めている事が分かります。内定者側は、このようなことを入社前に解消したいと思っているようです。

内定者研修の目的

内定者研修では、内定者が抱えているこれらの不安を解消することと、企業が新入社員を迎えるために大事にしていることを伝える(もしくは身に付ける)といった、双方に効果ある機会にする事が重要になります。企業側が新入社員に求めることでいうと、スキル(専門的な知識や技術、学力)を活かすための人間力です。経済産業省が出している社会人基礎力がそれにあたります。

社会人基礎力は、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されています。

EECでは24年間、新入社員研修や管理職研修など多くの企業研修を提供していますが、企業の人事、管理職の方々は、新入社員に対してこの社会人基礎力と言われる『人間力』の部分を求めているというお話をよく耳にします。ちなみにEECで提唱している『Essential pyramid』はこちらです。

人間力の育成(研修領域)

それらを踏まえると、内定者研修で必須になる目的としては

  • 『人間関係の構築』
  • 『学生から社会人への意識変革』
  • 『各企業で必要なスキル(社会人としてのマナー、専門的なスキルなど)』

があげられるのではないでしょうか。

内定者研修のスケジュール

内定者研修のスケジュール(上記目的達成のステップ)としては、

10月~12月:『人間関係の構築』同期と現場の先輩との人間関係構築 など

1月~  3月:『学生から社会人への意識変革』社会人基礎力の育成 など

必要があれば『各企業で必要なスキル』

内定者研修のTips

 内定者研修のTipsは3つです。

  1.  体験を共有する
  2.  本音と向き合う機会を提供する
  3.  会社の思いをのせる

体験を共有する

 『人間関係の構築』も『学生から社会人への意識変革』も、体験を共有することでより効果が得られると考えます。多くの体験を共有することで同期意識が芽生えます。

本音と向き合う機会を提供する

 表面的ではなく、自分や相手の本音に耳を傾けることも時には大切です。特に企業側は、内定者の本音を聞ける関係づくりには力を入れると良いでしょう。

会社の思いをのせる

 企業側も自社の文化やスタイル、スピリットを伝えるようにしましょう。内定者が抱えている「この会社できちんと務まるか」という不安を解消することに繋がるでしょう。

“自分らしく”働く

2022卒の方々は『Z世代』と呼ばれています。様々な解説がありますが、「個性を活かしたい」そんな世代かなと思います。企業側は押し付けるのではなく、内定者の方々に耳を傾ける事が重要です。(甘やかす、自分勝手OKという意味ではありません)

より多くの方が “自分らしく” 楽しく働けるよう、この記事がお役に立てると幸いです。

この記事を書いた人

副島理恵子(Rieko,SOEJIMA)
有限会社エッセンシャルエデュケーションセンター EE事業部ディレクター。長崎純心大学在学中は、社会福祉の分野を専攻しながら、野外教育の指導ボランティアを経験。大学卒業後、本格的に野外教育の世界へ。1989年長崎県出身。

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