人材が視える「研修報告書」について | Essential Education Center

人材が視える「研修報告書」について

「研修報告書」には、次の2種類があります。

  • 講師や人事担当者が企業へ報告するもの・・・研修実施報告書
  • 受講者が人事や企業へ報告するものの・・・研修受講報告書

企業における社員研修、学校教育における合宿や授業で講師(外部の第三者、ファシリテーター)から、企業や学校に提出される「研修実施報告書」について解説したいと思います。

研修報告書の必要性

「研修」は、目的、対象者、コンテンツ、期間、場所など多種多様で、その受講者の状態も一人ひとり異なります。イベント的に行うだけではなく、継続的・断続的に行うことで、持続的な成長を促すことになります。受講者からアンケートを収集して集計したものを研修報告とするようなケースもありますが、それぞれの研修の記録として、成果を測る指標として、次の育成計画を立てるためにも「研修報告書」は作成する必要があります。

特に、企業、学校に外部から招聘された講師である場合には、その客観的視点が貴重な情報になります。普段から接している、上司部下、先生と児童生徒という関係性では見えない(見せない)姿をレポートすること、それにより担当者、上司、先生の視野が広がる、視座が高まることは間接的に受講者に良い影響を与えることとなります。

研修報告書のポイント

研修実施報告書は、次の3点が盛り込まれることが一般的です。

  • 研修の目的・目標に関すること
  • 研修の効果・成果に関すること
  • 今後の展望・提案に関すること

研修の目的・目標

研修を実施する際に、研修の目的や目標が不鮮明であったり、受講者に十分に共有されていないことがあります。事前に説明しすぎることによって、受講者が変な先入観を持ってしまうことも問題ですが、何のための研修なのか?その研修の目的や目標は、どの程度、受講者に共有されており、どの程度達成できたのか?研修後に達成したい状態を定量的、定性的に目標として設定しておくことも必要です。

研修の効果・成果

研修の効果・成果をふりかえるためには、何を結果として計測・収集し、何に対しての効果を推し量るのかを予め設定しておくとよいでしょう。

詳しくは、ブログ「何をもって研修の成果とすべきか?」も御覧下さい。

研修の目的や目標にあった検証手段や内容を用意しましょう。

今後の展望・提案

研修終了後の結果だけの報告書は、研修を委託した企業や学校としては「少し物足りない」と思います。

研修をやってみて、「もっとこうすれば更に成果が上がる」「次にはこんな研修ができると更に成長につながる」「別の対象にこんな研修の機会を提供できたら組織・チームの発展に繋がる」という、展望が見えることが、担当者にとって大きなプラスになります。

受講者のパーソナルレポート

EECでは、受講者8〜10人でグループを作り、そのグループで実習や活動を行うことがあります。そのグループそれぞれにファシリテーター(指導者・援助者)をおき、実習や活動の実施、管理、その後のふりかえり、リフレクションの運営、受講者一人ひとりのパーソナルレポート作成を行います。

以下、企業研修の実施後に受講者それぞれにこのようなパーソナルレポートを提出しています。パーソナルレポートは、配属、その後のキャリア形成、育成に最大限活用されています。

この記事を書いた人

鈴木 浩之(Hiroyuki,SUZUKI)
有限会社エッセンシャルエデュケーションセンター Sales&Promotion担当マネージャー。
大学卒業後、世界的冒険教育機関であるOBSの指導者コースJALT受講、その後、OBSインストラクターへ。OEC、国立青少年教育振興機構、市議会議員等を経て現在に至る。1971年静岡県出身。

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