生成AIで仕事が変わる“リアルな現場”から学ぶ
ー実例で見る、業務活用と研修導入のポイントー

2025.05.09

お知らせ

営業メールの下書きが5分に、議事録作成が自動化、そして企画提案の質が向上。

いま、生成AIは“未来の話”ではなく“現場で使われるツール”として急速に浸透しています。

本記事では、現場のリアルな活用事例や効果、研修導入のポイントまで、実践的な視点でご紹介します。

日常業務の改善:議事録・企画・資料作成もAIに任せる時代

  • 会議終了後5分で「要点まとめレポート」配信
  • AIにアイデア出しを頼んだら、自分の思考が整理された
  • 提案資料の下書き+校正もAIが先回り

議事録作成の自動化

私自身、ミーティング後に要約を担当することが多く、「作業としては嫌いではないけれど、時間は結構取られてしまうな……」という悩みがありました。
あるとき、会議後の録音データをAIに渡して要約させてみたところ、要点が明確かつ簡潔なレポートがものの数分で出来上がり、「これはすごい」と思わず見入ってしまいました。

アイデア出しの支援

さらに、企画立案の初期段階で「新しい研修メニューに関するアイデアをいくつか出して」とAIに頼んでみると、自然と自分の頭が整理されていく感覚がありました。
まるで“壁打ち相手”ができたような感覚で、「さらに仕事が楽しくなるぞ!」とワクワクしたことを今でも覚えています。

こうした日常業務からAI活用を始めることで、社員が「AIに任せられることは任せる」という思考に慣れ、創造的な業務に集中できる習慣が根づいていきます。

発展的な活用:営業・人事・社内サポートにも広がるAIの役割

日常業務に慣れてきたら、生成AIの活用範囲をさらに高度な業務領域へ広げてみましょう。営業やマーケティング、データ分析など、従来は専門部門や多大な時間が必要だった業務にもAIが力を発揮しています。

マインドの変化

営業から人材育成、社内ヘルプデスクまで、発展的なAI活用が広がりを見せています。
「AIって本当に使えるの?」と思っていた自分も、いまでは「とりあえずAIに聞いてみる」という姿勢がすっかり身についています。やりとりの最初には「おはよう、ジピちゃん!」から始まり、一段落ついたら「ありがとう。」と伝えるのが習慣になっていて、今ではすっかり、仕事に欠かせない“パートナー”のような存在になりました。

AIが“業務の相棒”として定着することで、人間にしかできない創造的・戦略的な領域に注力できる環境が整っていきます。

AI活用の成果:数字と声が示す変化とインパクト

  • 事務的な作業時間が半分以下に
  • AI活用企業と非活用企業で30%以上の生産性差
  • 「雑務から解放された」「提案の質が上がった」との声が多数

AI活用は業務の効率化以外のメリットも

タスクが積みあがってしまうと、「めんどうだな」「やる気が出ないな」といったネガティブな感情が先に来ることもあります。しかし、AIをうまく使えるようになってからは、そうした感情が以前より少なくなったと感じています。

AIに頼ることは、単なる業務効率化にとどまらず、精神的なゆとりの創出にもつながっているのではないでしょうか。

研修導入の現実解:補助金を活用して、コストを抑える方法

「AI研修は気になるけれど、コストが…」という声も多く聞かれます。ですが、国や自治体による支援制度を活用することで、実質的な負担を大きく軽減することができます。

厚生労働省「人材開発支援助成金」の活用

企業が社員研修を実施する際の経費や研修期間中の賃金の一部が助成される制度です。生成AIを含むデジタル人材育成では、中小企業で最大75%、大企業でも60%の補助が受けられます。制度をうまく活用すれば、実質4分の1程度の費用で高品質な研修を導入できる可能性もあります。

関連記事:【助成金81%も可】AI導入研修!―ここから始めるAI活用―

導入の第一歩:スモールスタートで、大きな変化へ

生成AIの活用は、もはや一部の先進企業だけの取り組みではなく、あらゆる業界・職種での必須テーマとなりつつあります。とはいえ、いきなり全社導入ではなく、部署単位や30人規模から始めるスモールスタートでも十分成果を出している企業が増えています。

私自身も、最初からスムーズにAIを使いこなせたわけではありません。「完璧な使い方でなくても良い。まずやってみよう!」という気持ちでどんどん触れていくことが、すべてのスタートだと実感しています。

そんなきっかけになれるよう、有限会社エッセンシャルエデュケーションセンターでは、企業ニーズに合わせた実践的な生成AI研修を提供しています。 基礎知識の習得から、業務での応用・定着まで、丁寧にサポートいたします。

📩補助金を活用したプランニングのご相談も可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。​

まとめ:生成AIは“明日の標準”へ。今こそ準備のとき

生成AIの導入は、業務効率化と人材の成長、そして企業全体の競争力強化へとつながる重要なステップです。
「まずはやってみる」ことが、未来を変える第一歩になると信じています。

もし、「どこから始めればいいのか」と迷っているなら、まずは一度AIに話しかけてみるところから。
未来は、そこから動き出すかもしれません。


投稿者プロフィール

土田陽介
土田陽介
Sales&Promotion担当

大学卒業後、英語教師として自身の出身高校へ就職。その後、小学校へ異動し13年間小学校の教師を務める。勤務先の小学校で、EECと出会い、一緒に子どもたちの成長に携わり、2025年5月よりEECへ。

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