📻️「ボトルネックはいらない!」ってホント?
―EECメンバーのアップデートに迫る part.2―

2025.10.01

お知らせ

📻️ 本記事を音声で楽しみたい方はこちらから!

本記事では我々Essential Education Centerの「社内教育」に迫ります!

今回の社内勉強会のテーマは「TOC(制約理論)」。勉強会を通して得た「そうだったのか!」という気づきをみなさんにも共有させていただきます。

「自分のチーム、ボトルネックがあるんだよなぁ〜。」と感じているマネージャーやリーダーの皆様、必読ですよ!

alt="エッセンシャルエデュケーションセンターのメンバーが学ぶ様子"

TOC(制約理論)ってなんぞや??

TOC理論(制約理論)とは、イスラエルの物理学者エリヤフ・ゴールドラット博士が提唱した経営理論です。

組織全体の成果(スループット)は、「制約(ボトルネック)」によって決定されるという考えに基づいています。

TOC理論の目的は、組織の制約(ボトルネック)に集中的にアプローチすることで、組織全体のパフォーマンスを短期間で飛躍的に向上させることです。

引用:TOCとはTheory of Constraints

alt="ゴールドラット氏直筆のTOCの概念図"
ゴールドラット氏直筆のTOCの概念図

土田の大きな誤解

まずこの勉強会で私の考え方がひっくり返りました。

勉強会前の土田 「制約(ボトルネック)なんて無い方が良いに決まっているじゃないか!」

勉強会後の土田 「制約(ボトルネック)ってあっても良いんだ・・・。」

<土田のマインドを揺さぶったポイント2選>

1.「ボトルネックは組織に必ず存在する」
→一つのボトルネックを解消(能力を向上)させると、必ず別のどこかが新たなボトルネックになる。つまり「人がボトルネック」ということではない。

2.「ボトルネックが特定できている状態」は、改善を進める上で非常に都合が良く、ポジティブなこと。
→リソースをどこに集中すれば最大効果が得られるか、という「改善の的」が明確になっている状態だから。

他にも多くの学びがありましたが、この2つが特に印象に残っています。

ボトルネックは悪、無い方が正義!というのはどうやら安直な考えだったようです。

そして、この『ボトルネックは仕組みの問題である』という視点は、もう一つの大切な考え方に繋がりました。それが、『人を責めずに、仕組みを責めよう!』ということです。

alt="エッセンシャルエデュケーションセンターのメンバーが自社のボトルネックについて議論する様子"
弊社EECのワークフローを見直し、ボトルネックについて議論する様子

組織のマインドをアップデート!

人を責めずに、仕組みを責める

ついついうまくいかない部署や、仕事内容を見つけると、

「◯◯さんの仕事が遅いから業務が滞っているんだ・・・」

「とにかくみんなで残業して成果に繋げないと!!」

と考えてしまうかもしれません。

しかし、業務改善を個人の努力に依存していては会社としての成長は望めないのではないでしょうか?

まとめ

本記事では、TOC理論の学びを通して『ボトルネックは悪ではなく、改善のヒントである』という視点と、問題の根本は『人ではなく仕組みにある』という考え方をご紹介しました。

この視点を持つだけで、チームの課題解決は大きく前進するはずです。

あなたの組織変革・チーム力アップに伴走します!

実は、弊社代表の田中は今回実施したプログラム(TOC)のインストラクター資格を所持しており、同様のプログラムを提供可能です!

しかし、私達があえて外部講師を招聘し、勉強会を実施しているのは「客観的に、第三者にコンサルティングしてもらうことの良さ」を知っているからです。

ぜひ、皆様の組織やチームの魅力を最大化するお手伝いをさせてください!

「業務改善、どこから始めればいいのだろう?」「うまくチームが機能していない・・・」とお悩みであれば、下記リンクからお気軽にお問い合わせください。

ご連絡、お待ちしております👉️ https://e-ec.co.jp/contact/


投稿者プロフィール

土田陽介
土田陽介
執行役員 兼 Sales&Promotion マネージャー

大学卒業後、英語教師として自身の出身高校へ就職。その後、小学校へ異動し13年間小学校の教師を務める。勤務先の小学校でEECと出会い、一緒に子どもたちの成長に携わる。2025年5月よりEECへ。

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