【企業向け研修】管理職が挑んだチームビルディング研修
2019.07.09
事例として、株式会社コーアツ(本社:兵庫県伊丹市)の管理職研修を紹介します。
この研修はチームビルディング、ブレイクスルーというテーマで『いかだ』と『沢登り』を中心に組み立てられています。
いかだ&沢登り
タイヤチューブ、角材、紐が材料として提供され、どんな形にするのか?どのように作るのか?どうやって漕ぐのか?など、『いかだ』では、ある一定の制約条件の中で、メンバーそれぞれが意見を出し合い、自分たちにとっての適正解・最適解を探っていく、構築していくということが求められます。
もう一つの体験『沢登り』では、明らかに困難、また不可能とさえ思える状況で、自分自身に何を語り、どう振る舞ったのか?が問われます。
『いかだ』と『沢登り』といった一見ビジネスとは何の関係もないように見える非日常的な体験の中には、チームとは?そこに自分はどう関わっていくのか?目的と手段をどう共有していくのか?メンバーをどう引き込んでいくのか?などについて、考える機会はふんだんに用意されています。また、それを試す、実践する機会も同様です。
一見ビジネスとは何の関係もない事象に、個人、組織の姿が投影され、自覚されていきます。そのリアリティこそが、“体験型”である大きな意味になります。
弊社で企画・提供している“体験型”社員研修は、『いかだ』や『沢登り』といった野外での体験を提供するだけではなく、研修の導入段階では、受講者自身の棚卸しや現在地確認のために、Inventoryマトリクスなど使い、普段の自分自身の特性を分析し、それをグループメンバー内で共有しています。
また、日常化のために、体験の中で何が起こっていたのか?、それはなぜなのか?、それをどう次に繋げていくのか?と言う、体験後のふりかえり(リフレクション)の時間も重視しています。
非日常の体験をただこなすだけでは、受講者にとっては一過性のイベントとしてその研修が位置づけられてしまいます。当然、そこでの気づきや学びも、研修だからと言うことで日常への転換がなされません。これでは“主体性”を育て、実際のビジネスシーンで主体性を発揮することにはなりません。
体験が持つリアリティと体験後のふりかえり(リフレクション)を通し、人材・チームの本質に気づき、日常へコミットしていくことができます。
受講者の声
「研修で気づいたこと、感じたこと」と言う事後アンケートの自由記述部分をいくつか紹介します。
●「皆で何か一緒に行動し、物事を達成することに充実感を感じた。また、困難なことも皆で協力すれば、成し遂げられることも痛感した。今後、仕事でも知恵を出し合い、人のいいところを引き出せるように周囲に気を配り、心を配るよう努力する。」
●「短い時間でしたが2日間このメンバーで研修できたことが今後に活かせると感じました。非日常な生活(研修課題、食事、風呂、就寝)でメンバーと会話し、助け合い課題をクリアしていく。仕事上で常に訪れる問題点を解決するために必要な経験が出来たと感じました。」
●「非日常の体験の中で、自分も含め仕事の中では気づかない一面を見ることが出来たと思う。自分について振り返り、自分の弱いところ、今後生かして行きたいところをじっくり考える時間をもてたことはいい体験であったと思う。」
このように、体験、またそこでの気づきや学びを非日常空間に留める事なく、日常に生かし、応用できることが“体験型”社員研修の特徴です。
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