オンライン “オンラインデトックス” のすすめ
2020.05.30
控え目に言って「最高」でした!
取り組んだ内容や気づいたことをまとめてみたいと思います。
『オンラインデトックス』って何?
『オンラインデトックス』が何か、という話を先にしておきたいと思います。『オンラインデトックス』というワードは、僕らが勝手に言っているだけで、一般的な定義は無いようです。
(『デジタル・デトックス』というワードは、wikiペディアに載っています)
内容としては、『デジタル・デトックス』とほぼ同義なのですが、「web、メール、SNSなどオンラインの繋がりを一時的に遮断することで、デトックスしましょう」というものです。今回は、週末の12時間(日曜日の9時~21時)で取り組んでみました。
『オンライン “オンラインデトックス”』
なぜ『オンライン “オンラインデトックス” 』かというと、デトックスの始まりと終わりにオンライン(今回はzoomとGoogleMeet)でチェックインとチェックアウトを行うからです。
一緒に取り組んだメンバーと、チェックインでは、「意気込み」や「デトックス中にやってみようと思っていること」をシェアし、チェックアウトでは「やってみたこと」と「感想や気づき」をシェアしました。
さらに、今回一緒に取り組んだメンバーは4名なのですが、住んでいる場所もバラバラ(何と海外の方も!)で、直接あったことが無い人がほとんどなのです。オンラインで繋がった人と、オンラインを通して、オンラインデトックスするという、なんともオンラインな取り組みです。笑
『オンラインデトックス』でやってみたこと
9時のチェックインを終えて、いよいよデトックス開始です。
僕は、妻にも協力してもらい、家中のオンラインを全てシャットアウトしました。具体的には、スマホ・タブレット・パソコン・スマートウォッチ・スマートスピーカ・TVの電源OFF。(こうやって並べると、本当に普段からオンラインにまみれていると実感します)
そこから、家中の掃除と衣替えを行いました。黙々と集中して、年末の大掃除のようなレベルで、最終的には大きなゴミ袋2杯分も断捨離してしまいました。
気づくと午前中終了。
お昼ご飯を食べて、シャワーでリフレッシュ。(掃除はかなり良い運動になリました!)
リフレッシュ後は、昼間からビールを頂き、ゆっくりと読書タイム。TV の音やパソコン・スマホからの通知も無いので、かなり集中して読書をすることができました。
その後、少しお昼寝をして夕食の買い出しへ。夕食は、普段はリビングでTVを見ながら食べるのですが、TVがOFFなので、キッチンにカウンターチェアを持っていき、キッチンで焼き鳥パーティー。(焼き立てを直ぐに食べられるので、焼鳥屋さんの様でオススメ!これは良い発見だった!)
そんなこんなで、気がつけば終了時間の21時。
気づいたこと
今回、『オンラインデトックス』をやってみて、いくつか気づいたことです。
・ちょっと不安 重要な連絡や、急ぎの連絡が来ていないかと、少しだけ不安になりました。・やっぱり不便はある
『オンラインデトックス』中に不便と感じたことがいくつかあります。
- 一つは、天気予報が見れない。(洗濯するかどうかの判断がしづらかった)
- 一つは、漢字変換できない。(手書きで文章を書こうとした時に書けない自分が。。)
- 一つは、スマホで支払いができない。これが一番面倒でした。。
不便や不安は多少ありましたが、ほぼ気にならないレベルです。
- 12時間オンラインを遮断しても、意外と大丈夫(精神的にも物理的にも)という気づき!
- 前日までに仕事を片付けたことや、日曜日ということも大きな要因かも。
- 週末の9時~21時は、絶妙な時間割!
最初に気がついたのは ”音” です。
時計の秒針の音や、風の音が聞こえました。
もちろん、普段から鳴っていた音ですが、意識したのは初めてです。
“味覚” も今までとは違った感覚がありました。
普段は、TVを観ながら食事をしているのですが、それが無くなるだけで、かなり味に意識が向きました。
・一つのことに集中しやすい
普段、パソコンやスマホで仕事をしていると、マルチタスク的に様々なことに意識がいくのですが、『オンラインデトックス』中は、気がつくと目の前のことだけに集中していました。
・会話が増える
今回は、妻も一緒に『オンラインデトックス』をしてもらったのですが、二人でいる時間の会話の量が普段よりかなり多くなりました。
さらに、TVを観ながらやスマホを触りながらではないので、しっかりと”対話” をしている感覚がありました。
・寂しさがある
これは一番驚いた感覚なのですが、『オンラインデトックス』終了の1時間前くらいから、寂しいという気持ちになりました。
「楽しかった旅行がもうすぐ終わってしまう」に近い感じです。
非日常から日常に戻る感覚なのかな?
これは、一緒に取り組んだメンバーの何名かも言っていたので、“あるある” なのかもしれません。
やってみて
冒頭に書いたように「最高」でした。今回の取り組みのそもそもの始まりは、「オンライン疲れ」です。
新型コロナの影響で、リモートワークやweb会議が増え、今まで以上にオンラインに接することが増えました。
便利な反面、常にオンラインに繋がっていることで、縛られている感覚や、思考が狭くなっている感覚があり、なんとなく「オンライン疲れ」を感じていました。(もちろんんコロナの影響もあるのですが。。)
今回は、12時間だけでしたが、『オンライン』から完全に離れてみることで、かなりデトックス(リフレッシュ)できました!
ポイントは「皆んなでやる」
『オンラインデトックス』自体は一人でも出来る内容ですが、今回「皆んなでやる」ということが僕にとっては大きな意味がありました。
一人でも出来ると書きましたが、おそらく私はできません。笑
実は、3年ほど前から、『オンラインデトックス』をやりたいという思いはありました。しかし、中々実行に移すことができていませんでした。(色々と言い訳をして。。)今回、思いを共有できる仲間がいたから実行できたのだと思います。
また、事前と事後に思いや考えを共有することで、自分自身の整理にもなりました。一緒に取り組んだメンバーと協力してくれた家族に感謝です!
今回、自分や自分の生活・仕事のスタイルを見つめ直す良い機会になりました。もちろん、置かれている状況によっては、気軽に取り組めることではないとは思いますが、
オンライン漬けの今だからこそ、
世界中がストレスフルな今だからこそ、
試してみる価値はあると思います!
ちなみに、今回一緒に取り組んだメンバーは、全員ポジティブな感覚を持っており、月一くらいで続けてみようという話になりました!
デトックス中に何をやったら面白い?一回目と二回目では感覚は変わる?中高校生くらいだったらどう感じる?自発的じゃないと不満になるかな?24時間以上やってみたらどうなる?Stay HomeとOutdoorではどう違う?完全に独りでやってみたらどうなる?などなど、様々な興味や試してみたいことも出てきました。
もしご興味ある方は、一緒にオンライン “オンラインデトックス” やってみませんか?
投稿者プロフィール
- 代表取締役
幼少期からアルペンスキーの選手として活躍。
高校卒業後、単身アメリカColorado Mountain Collegeへ留学。スキー選手として世界を転戦しながら、野外教育を学ぶ。スキー選手を引退後、弊社代表取締役に就任。
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