インターンシップって?

  今回のブログでは、今月から始まった “インターンシップ” について書きたいと思います。これまで、大学生や大学院生が特定のプログラムを見学にきたことはありましたが、短い時間で、なかなか私たちのことをしっかり理解していただくことはできなかったように思います。

 その目的も様々でしたが、インターンシップではなく、研究の一環だったことが多かったように思います。

 今回のインターンシップは、1年間で90時間以上関われば、単位として認められるとのことで、長期にわたり、いろいろな現場に関わってもらうことができ、多くのことを吸収してもらえると思います。

 基本的には、本人の目的意識、取り組む姿勢の問題であるように思いますが、単にそこにいる、時間を共有するだけでは、もったいないですし、申し訳ないと思います。受け入れる側としても、ある意味 “責任” が問われます。

インターンシップのメリット

 近頃は、学生の7〜8割が、何らかのインターンシップに参加しているそうです。

 学生の側から見たメリットは、単位がもらえる、興味のある業界・業態のリアルを知ることができる、就職(起業)の参考データーが手に入る、場合によっては、採用に有利…などが想像されます。学生側のデメリットは…特に見当たりません。 


 一方で、受け入れる側の企業には、どのようなメリットがあるでしょうか?ただでさえ忙しいのに、右も左もわからない学生のインターンシップを受け入れるには、それなりの覚悟、またメリットがあってのことだと思いますが…。なぜ、企業はインターンシップを受け入れるのでしょうか?

 産学連携の中でそもそも大学と繋がりがある企業では、インターンシップも “連携” の一つのとしていることが多いように思います。インターンシップ単体でのメリットというより、“連携” 自体に学校、企業の双方に様々なメリットがあると思われます。

 では明確に “連携” に取り組んでいない企業での、インターンシップ受け入れには、どのようなメリットがあるのでしょうか?

 採用したい人材を早めに見つけるためなのでしょうか?ミスマッチを防ぎ、早期離職を防ぐためでしょうか?企業側のメリットを探るとどうしても企業、業界の “採用” 周辺の事情に引き寄せられます。インターンシップは、学生にとって就活の一つのステップであると見るのが妥当でしょう。

 しかし、インターンシップに行った企業にそのまま採用されるというケースは稀だと聞きます。また、インターンシップ先の募集に実際に応募した人数や割合も、正確には把握できません。潜在的な早期離職を防いでいるとも考えられますが、早期離職が減ったという話も聞きません。

 益々、インターンシップを受け入れる側のメリットが見えなくなりました。受け入れを決め、実際に動き出してからこんなことを考えているのは、無責任な感じもしますが、受け入れる側にも、受け入れて良かった、会社にメリットがあったと思える状況がなければ、なかなか前向きにインターンシップを受け入れる気になりません。

メリットと言えるかどうか…

 一つ、メリットについて感じたことがあります。それは、第三者の介在による緊張感です。決して、普段の業務に手を抜いているわけではありませんが、“慣れ” がふとしたところで “抜け” を生むことがあります。インターンシップの学生が近くにいることで、良い意味での緊張感が生まれると肌で感じました。そこは大きなメリットであるように思います。

 また、人に何かを教えることが、実は大きな学びに繋がるということもあります。これも “慣れ” によって、「詳しく説明しなくても伝わるよね?」という状況を生むことがあります。しかし、白紙の状態の学生に対しては、そうはいきません。どう伝わるのか?どう伝えたら良いのか?普段は、なかなか考えないところにも目がいく感じがします。 

最後に…

 インターンシップの様子、成果、学びについては、最終的にこのブログでレポートなり、対談記事なりで広く公開したいと思います。EECが、最高の学びの場であって欲しいですし、こちらもインターンシップの学生からガッツリ吸収していきたいと思います。お客様扱いせず、本気、本音で関わり、一緒に本物を追求できるパートナーでありたいと思います。

この記事を書いた人

鈴木 浩之(Hiroyuki,SUZUKI)
有限会社エッセンシャルエデュケーションセンター Sales&Promotion担当マネージャー。
大学卒業後、世界的冒険教育機関であるOBSの指導者コースJALT受講、その後、OBSインストラクターへ。OEC、国立青少年教育振興機構、市議会議員等を経て現在に至る。1971年静岡県出身。

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