【企業研修】リーダーシップ 研修

2020.02.27

お知らせ

経営者を対象に実施した、リーダーシップ研修をご紹介致します。

リーダーシップとは影響力である

今回の研修のテーマは、研修名の通りリーダーシップです。

もう少し詳しく説明すると、

  • リーダーシップについて考える
  • 各自のリーダーシップスタイルの明確化

という所を目的に実施しました。

EECではリーダーシップ 影響力と定義しています。

今回は、非日常の体験(室内の課題解決型の実習)を通して、自身が周りにどのような影響を与えているのかを考えて頂きました。

まずは自分を知る

自分が周りに与えているリーダーシップ (影響力)は、自分の外で起きていることをどのように認識するかで決まります。その人の価値観や考え方に左右されるということです。

例えば、一人だけで仕事を進めている新入社員Aさんがいたとします。この新入社員Aさんを、皆さんはどのように見ますか?(もちろん状況によりますが)

上司B:「新入社員なのに報告や相談もせずに勝手に仕事をするのは良くない!」

上司C:「新入社員なのに自主的に仕事を進めて素晴らしい!」

とそれぞれ新入社員Aさんを認識したとします。

同じ新入社員Aさんの行動なのですが、認識が違うだけで、上司さんと上司さんは新入社員Aさんに対して、違うアプローチをする(言い換えると影響を与える=リーダーシップを発揮する)はずです。

目の前で起きていることをあるがまま受け取ることは中々難しいものです。

リーダシップをより良く発揮するために、まず自分自身を知るということが第一歩になります。経営者やリーダーなど、立場上リーダーシップの範囲が大きい人は特に自分を知る必要があると思います!

無自覚・無意識に、悪影響を与えているケースは非常に多くあり、それこそが無責任なリーダシップです。(はい。自分自身に言い聞かせています。。)

非日常の体験を通して自分を知る

今回は、室内の課題解決実習というグループワークを使い、自分自身がグループにどのような影響を与えているのかを考えて頂きました。

フラフープを上げ下げしたり、レゴブロックを作ったりと、一見遊んでいるような実習です。

一見遊んでいるような実習なのですが、非日常の体験には、その人の本質が顕在化されるという効果があります。(非日常の意味についてはこちら→『改めて野外というフィールドについて)

実習の中では、意見をまとめる人、タイムマネジメントする人、メンバー間の調和を取る人、新たなアイディアを出す人、etc…

室内の課題解決実習の中でも、人によって様々なリーダーシップが発揮されていました。

   

自分らしいリーダーシップ とは?

上記の実習で現れていたように、一言でリーダーシップと言っても様々なスタイルがあります。

それと同時に、リーダーシップに一つの正解があるわけではないということも見えてきます。状況やメンバー構成など、場面によって求められるものは変わるからです。

しかし、一般的にリーダーシップというと、皆の前でビジョンを語るとか、多くの人を引っ張っていくとか、集団をまとめあげるなど、力強いイメージが多いのではないでしょうか?

確かにそれらもリーダーシップの一つだと思いますが、それだけではないはずです。

何れにせよ、自分らしいリーダーシップ とは、自分を客観的に見ることから始まります。

正解の無い研修

今回の研修では、実習やふりかえり・フィードバックを通して、自分自身のリーダーシップについて考えて頂きました。逆を返して言うと、研修を提供している我々からは、リーダーシップとはこういうもの というような特定の答えはお伝えしておりません。そのため、もしかしたらご参加頂いた方の中には、物足りなさやモヤモヤした感覚をお持ちの方もいらっしゃるかも知れません。

しかし、それで良いと考えています。なぜなら、本当の意味で自分のスタイルや特性を理解して活かすためには、人に教えられるのではなく、自分自身で自分について考え、試行錯誤をしながら自分の納得解を見つけていく他ないと思うからです。

EECでは『教えない教育』といっています。

正確には、他人が教えられるものではないということです。

(研修の大きな意味は、問題提起や試行錯誤の機会をつくることです)

ご参加頂いた皆様が、少しでも自分らしいリーダーシップを発揮出来ることを願っております。

アンケート( 一部抜粋)

  • 自分で思ってる自分と、人から見られる自分が違っていた
  • フィードバック時に普段の自分を客観的にみることができました
  • リーダーシップとマネジメントの違いがわかった
  • 十人十色とはこのこと
  • 今のままのスタイルで問題ないと再認識できました
  • 無理して、リーダーシップをとらないと!って力をいれなくてもいいのかなぁ
  • 自分自身を考える良いきっかけとなりました

投稿者プロフィール

田中翔紘
田中翔紘
代表取締役

幼少期からアルペンスキーの選手として活躍。
高校卒業後、単身アメリカColorado Mountain Collegeへ留学。スキー選手として世界を転戦しながら、野外教育を学ぶ。スキー選手を引退後、弊社代表取締役に就任。

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