今どきシリーズ(大学生編)

2020.02.18

お知らせ

 こんにちは!ブログ投稿1周年を迎え、「よく続けられた」と自分を褒めたいと思っているソエジマです。

 さてさて…私は今、ある大学へ向かう電車の中でこのブログを書いています。採用関係で大学のキャリアセンターへご挨拶をしてきます。EECで、新卒採用に向け動き出してから、様々な方から大学生の様子や傾向についてお話を伺っています。そこで感じている事を書こうと思います。

今どきの大学生

  • 一般事務志望の学生が多い(職種は何でも良い)
  • 漠然と将来に不安がある
  • 楽して成長したい
  • 自分から掴むというより与えてほしい
  • 最終的な就職の決め手はオカン(男子学生に限る)

 様々なカタチで大学生と関わっていらっしゃる方々から伺った特徴的な話をピックアップしました。もちろん当てはまらない学生さんも多くいらっしゃると思います。

 私は上記の様子を「自分とは違うなぁ」、「何だか寂しいなぁ」と思います。なぜなら個人的に “勢い” を大事に生きたいと思っているからです。また、上記のような様子で、新しいことやAI以上の仕事をすることができるのでしょうか?

温室育ち

 しかし考えてみると彼らが悪いわけではないと思うのです。ネガティブなニュースばかり流れて夢を見づらい社会や「安心・安全」がことさら強調され、守ってはいるが育てていないといった世の中の風潮、その影響は多分にあると思います。

 近年プログラムでご一緒する小中学生の膝小僧が、傷一つなくキレイである事も、力の加減が分からずゾッとする程相手を痛める言動も、失敗と向き合えず立ち直れない事もやはり周囲の “関わり” が大きく影響しているのだと改めて感じます。

自分 < 液晶

 そしてもう一つ大きく影響していることが、スマホやゲーム、テレビ、パソコン…などの存在です。それらが進化する前は、ボーッと将来や自分について “自分で” 考えた時間があったように思いますが、今は断然液晶と向き合っている時間が多いでしょう。

 採用関係でお話を伺っている方々は、口を揃えて「考えない、内省ができていない」(私たちがよく言う「体験から学ぶ」ことができない)と言います。いかにして自分と向き合う時間や機会を確保するかがこの先重要になってくるのではないか思います。そして自分自身と向き合って得た力で生み出していくモノが、人にしかできない価値あるモノになるのではないでしょうか。

 以上、私が勝手に感じていることでした。最も重要なのは事実です。その事実を確かめるためにも、大学生がどのようなことを思い考えているのか、早く会って、お話したいなとワクワクしています。

投稿者プロフィール

副島理恵子
副島理恵子
EE事業部ディレクター

大学在学中は、社会福祉の分野を専攻しながら、野外教育の指導ボランティアを経験。大学卒業後、本格的に野外教育の世界へ。

関連記事