オンライン時代は “状況対応力” の価値が上がる

 半年前と比較すると、webセミナー(ウェビナー)やオンライン研修など、画面越しの学びの場の数は、比べものにならない程増えました。

 今では、オンラインで研修を行うことも、当たり前の選択肢の一つになりました。EECとしても、ウェビナーやオンライン研修(EECウェビナー)を本格的にスタートさせ、ありがたいことに大変ご好評を頂いています。

 また私自身も、この半年間で100を超える画面越しの学びの場に参加しました。画面越しに学びや情報を得ることが当たり前になったオンライン時代の今、一体どんなものに価値が生まれてくるのでしょうか?

 今回は、画面越しに学びを提供する側として、大切にしたいことを書いてみたいと思います。オンラインで研修を探す際の参考になればと思います。

No.2以下に価値がなくなる

 オンライン研修オンライン研修は、オフライン研修に比べると、場所や時間といった制約が格段に下がります。

 今までは距離や時間で参加を諦めていた人も、参加できる状況が生まれました。参加者の選択肢が拡がったという状態です。

 これによって、「同じオンラインで受講するのであれば、一番良いものを受講したい」という心理が生まれます。

 誰もが多くの情報に一瞬でアクセスできる社会になったので、口コミや評価・実績から、容易に一番良いものを探すこともできます。

 「会社から近いから受講しよう」や「どれが良いかわらないからとりあえず」という需要が一気になくなります。

 今まで、No.1の取りこぼしをねらっていた側(No.2以下)は、かなり厳しい戦いになると思います。その分野で他を圧倒するNo.1コンテンツを提供し続けるということが、今まで以上に求められる価値です。

人の価値が高まる

もう一つの価値は、状況対応です。

 どういうことかを説明するために、私自身が今まで受講してきたセミナーで感じた違和感を共有します。それは、リアルタイムで講師が一方的に長時間に渡り話し続けて終了、というものです。

「それであれば、動画を配信すれば済む話では?」と思うことが多々ありました。リアルタイムでやるのであれば、リアルタイムならではの意味を出す必要があります。

それこそが、人の状況対応です。

 参加者の様子を見ながらその場で展開を組み立てたり、参加者への問いかけで学びを深めたり、といったインタラクティブなものです。

 更に、画面越しでは、参加者の様子を見ながらというのがオフライン以上に難しい部分もあります。(こちらの記事も御覧ください。「コロナ疲れの正体」

 そんな場面での状況対応こそが、動画にはできない画面越しに学びの価値です。

 今回書いたことは、まさに自分たちに言い聞かせている内容でもあります。

 EECは、自分たちのNo.1(本質的な成長の機会)と、状況対応力(エッセンシャルファシリテーション)を追求し続けていきたいと思います。

この記事を書いた人

田中 翔紘(Shoko,TANAKA)
有限会社エッセンシャルエデュケーションセンター代表取締役。
幼少期からアルペンスキーの選手として活躍。高校卒業後、単身アメリカColorado Mountain Collegeへ留学。スキー選手として世界を転戦しながら、野外教育を学ぶ。スキー選手を引退後、弊社代表取締役に就任。1986年兵庫県出身。

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