企業研修の論理「EEモデルについて No.3」成長のスパイラル | Essential Education Center

企業研修の論理「EEモデルについて No.3」成長のスパイラル

『EEモデル』解説シリーズのNo.3になります!

No.1、No.2がまだの方は、是非ご一読を

  No.1『2つの領域 (https://e-ec.co.jp/column-33/)』

  No.2『4つステージ(https://e-ec.co.jp/column-34/)』

No.1、No.2を通して、『EEモデル』の概念を表すために用いている、 “氷山” のお話をしてきました。

No.3では、氷山が表す2つの領域(認知領域 と 非認知領域)と4つステージ(コンテント・プロセス・エッセンシャル・無意識)をどのように活用するか、というお話をしたいと思います。

『EEモデル』の真髄、”成長のスパイラル” です。

企業研修の論理 目に見えないものを “見る”

1つ目のステップは、目に見えないものを “見る” という作業です。

研修プログラムでは、実習を行った後の『ふりかえり』という活動で行うことが多いです。

具体的に行うことは、活動や結果(コンテント)、行動や言動(プロセス)といった “認知領域” の中に、どのような意図や考え感情や思い(エッセンシャル)があったのかをふりかえります。

例えば、、、

チームで一つの課題を解決するという活動(コンテント)の中で、真っ先に意見を出しチームの先頭に立って取り組んだ(プロセス)という人がいたとします。

その人は『ふりかえり』の中で、どのような意図や考えでそのような行動をとっていたか、またその行動を取った結果、感じたことや思ったことはなんだったのかなど、エッセンシャルに目を向けていきます。

「いつもは他人に依存していることが多いから、今回は自分から行動してみようと考えていた」

「いつもの悪い癖で、人の意見を聞かずに突っ走ってしまった」

「チームの中で真っ先に意見を出すことは、他人からどう思われるかが気になって緊張していた」

などなど、人によって様々なエッセンシャルがあると思います。

一見すると当たり前のことのように思うのですが、日常生活の中では、どうしても結果や行動という “認知領域” が目立つので、意外と自身のエッセンシャルに目を向けていないものです。

そのため、『ふりかえり』に慣れていな人は、『ふりかえり』を『反省会』と捉えてしまうことがあります。

目に見える結果(勝敗、業績、成績など)だけを見て、「今回はダメだったので、次は頑張ります!」など、安易に考えてしまいます。

この「目に見えないものを “見る”」ということを、自分自身の内面に目を向けるという意味で『自己内観』といいます。

納得感のある目標設定

2つ目のステップは、納得感のある目標設定です。

1つ目のステップで『自己内観』をすると、様々な自分が見えてきます。

今まで気づかなかった自分や、いつもの自分、好ましい自分。

もしかしたら、あまり見たくない自分や、好ましくない自分、などいう部分もあるかもしれません。

大切なポイントは、今の自分を “自分自身がどう評価するか” 、ということです。

No.1、No.2でも触れましたが、”エッセシャル” は、他人に見えるものではありせん。

それと同時に、他人が評価したり批判したりするものではないのです。

今の自分と素直に向き合い、どのような自分で在りたいのか、どのような自分を目指したいのか、を考えます。

それこそが、納得感のある目標設定に繋がっていくのです。

他人から押し付けられたことや納得感のない目標では、その人の意識や行動は変わりません。

納得感のある本質的な行動・意識変革こそ、本当の意味での『自己変革』と言えるのです。

次の活動で試してみる

『自己内観』から、納得感のある目標設定をしたら、その目標は次の活動で試してみる、ということが重要です。

これで、氷山のトップ(認知領域)からボトム(非認知領域)、今一度トップ(認知領域)という、循環が生まれます。

もちろん、納得感のある目標設定ができ、本質的な自己変革ができたからといって、次の活動で全てが上手くいくとは限りません。

しかし、上手くいくいかないということ自体は、大きな問題ではありません。

上手くいかなかったのであれば、今一度『ふりかえり』、自身のエッセンシャルに目を向け、今一度目標設定をしたら良いのです。

大切なことは、この循環を回し続けるということです。

回し続けることで、少しずつ、自分自身が納得できる自分に近づき、成長していくことができるのです。

はじめは、研修プログラムとして、『活動』や『ふりかえり』、またファシリテーターのサポートを受けながらこの循環を回していくことが良いと思いますが、最終的には、自分自身で日常の中でこの循環を回していくことができれば良いでしょう。

この循環を回す力を、持続的成長力「自分で自分を成長させる力」と呼びます。

様々なモノゴトが自動化され、AIやロボットが私達を助けてくれる時代になりました。

この流れは、今後増々加速していくことでしょう。

こんな時代だからこそ、人間にしかできないことを探求し、人間(人材)として価値を高めていくために、「自分で自分を成長させる力」を身に付けていくことが重要ではないでしょうか。

我々EECも、『EEモデル』を使って、企業理念でもある 「自分らしく 後悔のない人生」の実現を目指していきたいと思います!

『EEモデル』の資料ダウンロード(無料)はこちらから ⇒ https://e-ec.co.jp/dl/

この記事を書いた人

田中 翔紘(Shoko,TANAKA)
有限会社エッセンシャルエデュケーションセンター代表取締役。
幼少期からアルペンスキーの選手として活躍。高校卒業後、単身アメリカColorado Mountain Collegeへ留学。スキー選手として世界を転戦しながら、野外教育を学ぶ。スキー選手を引退後、弊社代表取締役に就任。1986年兵庫県出身。

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