日本の教育の未来 | Essential Education Center

日本の教育の未来

学校教育支援 先日、『学校教育総合展 EDIX 学校教育ITソリューション』に参加してきた。来場者数が37,000人以上という、教育分野においては、日本最大級の総合展である。

(今回、文体を少し変えて書いてみました。)

 GoogleMicrosoftといったIT大手や、文科省、大学教授などによる講演も多数開催されていた。全ての講演を聞くことが出来たわけではないが、全32講演(3日間)の9割以上は、AI、プログラミングなど、ICT関連の話題が中心であった。

 素晴らしい講演内容にも触れるが、日本の教育に対して感じた不安について書きたいと思う。

IT化していない学校教育総合展

 まず驚いたことは、圧倒的なアナログシステム。

 全32講演の中から、自分が参加したい講演にwebで事前に申し込むのだが、申し込みの確認と受付票は、返信されて来るメールのみ。(しかも一講演につき一通のメール)日々、何十通何百通と来るメールにどんどん埋もれていく…。

 もちろん、そのメールにフラグを付けたり、別のフォルダに分けるなど、自身で管理すれば済む話なのだが、ホームページ上でマイページを作るなど、簡単なシステムで ITソリューション 出来ないものだろうか?

 三日間通してどの講演に申し込んだかを確認するためには、メールを一通一通見直す必要がある。

 ちなみに一緒に行ったスタッフは、全体スケジュールをプリントアウトして(紙に)丸をつけていた…。

 当日の講演会場での受付は、受付票メールをプリントアウトした紙を受付の人に渡すというシステム…。

 ちなみに全体の受付は別で(全体会場入口で)行っており、個々にIDは発行済み。IDQRコードをつけて受付管理など、 ITソリューション 出来ないものだろうか?

 さらに、講演のアンケートは、しっかりと 。一応、マークシートにはなっていたが…。

(ここまできたらアナログに振り切って、風情を楽しんでも良いかもしれない)

 講演会場の出口では、お姉さんが大きな箱を持ってアンケート用紙を回収していた。箱に用紙が山盛り…。三日間通して、全32講演。一体何枚のアンケート用紙になるのだろうか?

 そしてそのアンケート用紙を整理して、スキャナーにかけるのに、一体何人の人と時間がかかるのだろう?

 スマホでアンケートなど、 ITソリューション 出来ないものだろうか?

 もちろん、そういったことが苦手な人もいるとは思うので、紙での対応が出来るように多少用意はしておいても良いと思うが、 ITソリューション  を掲げているのであれば、スマホでアンケートのやり方を案内するなど、ITへの一歩(ITソリューション体験)をお手伝いする方が進む道なのではないだろうか。

 また、GoogleMicrosoftなど、一部の登壇者を除いた多くの講演では、写真NG

 特許技術や企業秘密を披露しているわけでもなく、スライドの内容は、誰でもアクセスできる情報だったように思うが、日本最大級の教育総合展で講演し、その内容を広げたいのか、広げたくないのかわからない。多くの登壇者は、「広く皆さんに知って頂き、協力していきたい!」と言っていただけに、謎が深まる。

 写真OK、シェア大歓迎にして、SNSで拡散してもらった方が、よっぽど教育のICTは進むような気がするのだが、大人の事情もあるのでしょう。

 僕がもっとも気になったことは、参加者、出展者共に年齢層がかなり高いということ。年配の参加者の方は、講演を聴きながら居眠りしている方も多数。

 年配の方で、『学校教育ITソリューション』に参加されているだけで、素晴らしい感度と意欲には感服するが、お隣の会場で開催されていた『営業支援ExpoAIマーケティングなどの分野)』と比べると、明らかに会場全体の活気が無いように感じた。

 前述の通り、他分野に比べて教育分野は全体的にICT関連では、かなり遅れているのは事実だと思う。

 しかし、間違いなく、シンギュラリティを超えてこれからの未来を創っていくのは、今の子どもたちで、その子どもたちは学校教育のど真ん中にいる。

教育の未来

 ネガティブなことばかりになってしまったが、愚痴や批判をしたいわけではなく、教育分野に携わる我々大人が、未来を創る子どもに影響を与えている立場だということを今一度認識し、世の中がどのように変化しているのかを全力で学び続け、「子どもの邪魔をしない(可能性を潰さない)」ということ。

 個人的には、今回参加したことで、EECとしてのAI活用の展望が見えたことは大きな収穫であった。

 AIの活用で、教育におけるバーチャルとリアルの分担(得意分野)が明確になり、必ず『エッセンシャルエデュケーション』は不可欠になる。

 体験教育のAI活用は単なる一歩に過ぎない。非認知能力は元非認知能力になるはず。(AI関連で協業出来る方大募集!)

次回は、AI時代の教育について書きたいと思う。

(どちらかというとここからが本題)

この記事を書いた人

田中 翔紘(Shoko,TANAKA)
有限会社エッセンシャルエデュケーションセンター代表取締役。
幼少期からアルペンスキーの選手として活躍。高校卒業後、単身アメリカColorado Mountain Collegeへ留学。スキー選手として世界を転戦しながら、野外教育を学ぶ。スキー選手を引退後、弊社代表取締役に就任。1986年兵庫県出身。

コメント

  1. […]  かなり間が空いてしまったが、前回記事の続きで、『学校教育総合展 EDIX 学校教育ITソリューション』について。 […]

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