Contents アイランド(アドベンチャーラリー)
2018.01.17
スタート島、中間島、ゴール島…そう名付けられた三つの島を順に渡っていきます。三つの島は海に浮かんでいるという設定です。
渡るために使えるものは長短二枚の板。どちらの板も島と島との間に渡すには長さが足りない…。二枚の板を組み合わせ、手渡し、入れ替え、支え…島を渡っていきます。
人、板のどちらも海に触れることはできません。触れた時点で失格(または始めからやり直し)になってしまいます。
課題は?三つの島を順に渡ること…ルールは?人、板のどちらも海に触れてはならないこと…安全上の禁止事項は?板を投げたり、板の上でジャンプしたりしないこと…グループメンバーがそれを理解してからスタートです。
しかし、安易に海に足を踏み入れてしまう、板を支えきれず海に沈めてしまう、板の上でジャンプした勢いで板が海に触れてしまう…なかなか思うようにいきません。これまでいくつものグループがこの課題に取り組みましたが、達成できたグループは僅かです。
何がこの課題の達成を拒んでいるのでしょうか?それは個人、グループ、組織によって様々でしょう。ただ、共通点をあげるとすれば、それは「当事者意識の弱さ」ではないでしょうか?
グループメンバーが、刻々と変化する状況の中で与えられる役割をどこまで自分の事として捉えられるか?自分たちの状況をどこまでグループ内でシェアできるか?対自己コミュニケーション、対グループコミュニケーションが有効に機能するかどうかは、メンバーの当事者意識によるのだと思います。
たかが “アクティビティ” されど “アクティビティ” …。自分事として目の前にある課題と向き合った時、個人、グループ、組織のチカラが最大限に発揮されます。そして、その肌感覚、そこで起こっていた事、またその要因をしっかりと言語化、日常化する事が、成長へのステップとなります。
投稿者プロフィール
![鈴木浩之](https://e-ec.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/12/DSC03202-150x150.jpg)
- Sales&Promotion担当マネージャー
大学卒業後、世界的冒険教育機関であるOBSの指導者コースJALT受講、その後、OBSインストラクターへ。
EECの前身であるOECに参画、国立青少年教育振興機構「中央青少年交流の家」、市議会議員を経て現在に至る。
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