研修・教育・人材育成 人が “力” をつける瞬間
2021.06.17
『人が “力” をつける瞬間』…..あなたは、これまでどんな経験を経て “力” を付けてきましたか? ここでいう“力”は、体力や権力、学力ではなく、平たく言うと“生きる力”というか…“人間力” と言うイメージです。(漠然としていますね。笑) 働き始めて約10年、色々な方(参加者)と出会いました。その中で、感じたことについてブログを書きたいと思います。
もくじ
何かを決める時
例えばグループ活動中、次の行動を決める時、その場(意思決定、他者、活動の課題解決、自分自身などなど)にどのように関わるかは、その人の特性(特徴?、キャラクター?)がでると思います。 もちろん、一人でやるかやらないか(言うか言わないか)などを決める時も同様です。 大事なのは、自分の意思で決めているか否か…小学校1年生から社会人の方々と幅広い対象へ研修をさせて頂いていますが、自分の意思で決めている方は少ない様に思います。 そんな方に対して、大人はよく「周りに流されているぞ!」なんて言いますが、自分の意思がないと本人は「流されている」ということに自覚が持てません。 もしかすると分かっていて流されている可能性もあります。それなのに、頭ごなしに「周りに流れている、それはダメ」と言われても、本人は「?」だったり「うるせー」と思い、大人と距離を置いていきます。 まずは、自分の意思を持つこと。そしてその自分軸を元に行動する、将来の選択をするなど。それらを経験することで人として “力” が付くのではないでしょうか。予期せぬ出来事が起きた時
初めてのことをする時、取り巻く環境が目まぐるしく変化する時、自分以外の誰かと行動する時、、、予期せぬ出来事は起こります。 その出来事にどう対応するか、どう乗り越えていくか、それらを経験することで人として “力” が付くと思っています。 思い返すと私もそうでした。仕事でいきなり責任者になったり、もちろん参加者の反応も予期せぬ出来事ばかりです。 そう考えると仕事を通して、私も成長させてもらっているのかもしれません。EECが “体験型”研修 を使う理由
EECの体験型研修には『何かを決める』『予期せぬ出来事』がたくさん起きます。 だからこそ自分自身の取り繕えない “素(本質)” が出てくる(見えてくる)のだと思います。そして、大切にしているのは、“体験だけ” にしないこと。 EECでは、状況や対象に合わせて体験を “ふりかえる” という時間も大切にしています。自分自身や他者の目には見えない本質に目を向ける時間です。 “ふりかえり” の考え方については、こちらをご覧下さい。 このEEモデルの考え方のもと『人と組織の可能性を拡げる』ことができるのが、EECの価値であり続けられるよう、私自身も日常の中にあるたくさんの体験を通して “本質的な力” をつけていきたいと思います。投稿者プロフィール

- EE事業部ディレクター
大学在学中は、社会福祉の分野を専攻しながら、野外教育の指導ボランティアを経験。大学卒業後、本格的に野外教育の世界へ。
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