自分の人生は自分で生きる

 先日、ある中学校の “人間力向上プログラム” という授業を行いました。将来の夢を達成するためにはどうしたら良いか?何から手をつけていけば良いのか?一生懸命に考える彼らを見ながら、思い出したことについてブログにしたいと思います。

違和感
 

 私は “先生” に違和感を持っていました。違和感を持ったのは中学生の時です。ある先生に「副島、もうA(友達の名前)とは、関わらないでくれ」と言われました。背景をお話しすると長くなるので控えますが、先生は私がAに関わると、Aに悪影響だと思ったのでしょう。先生にそう言われた時「なんで?」と純粋に聞いたのに答えて貰えなかったので推測でしかありませんが…。

 次に “先生” に違和感を持ったのは高校3年生の時でした。附属高校だったので、系列大学の教育学部への進学を考えていました。しかし三者面談で、担任に「商学部はどうだ?」とゴリ押しされました。「?」でいっぱいでした。その時、父親が「なぜ娘の希望と違う学部を進めるんだ」と担任を詰めていたのをよく覚えています…笑

将来の夢

  “先生” に違和感を持ちながら、私はなぜか「 “学校の先生” になりたい 」と思っていました。

 その理由は、“学校” で友達と過ごすのが面白かったこと。 祖父母が教員をしており、何十年経っても教え子が挨拶に来て談笑している姿を幼い頃に見て、祖父母が幸せそうだなと感じたこと。 身近な職業であったこと などがあります。

 しかし、今は “学校の先生” ではありません。それは、恩師が理不尽に学校を辞めさせられるという出来事があり、それから “学校” を信用できなくなったからです。それでも、私の中には  “教育”  や  “人”  などのキーワードが残っていて、今の仕事に至っています。結果的に先生にはなっていませんが、“教育” に携わることができ、今はその仕事に誇りを持っています。

自分で決める

 結果的に今は、当時の将来の夢とは違う仕事をしています。しかし、今のところ後悔はしていません。それはこの仕事に至るまでに色々な選択を自分で決めてきたからです。ある研究では、『自分で決めることは、学歴や収入よりも自分自身に幸福感を与える』と言っていました。

 他人から決められると、うまくいかなくなった時にきっとその人のせいにしてしまいます。そして後悔するでしょう。

体験型研修 先日の授業は、小学校から高校までの十二年間一貫のカリキュラムの一部でした。担当したクラスの生徒たちとは、小学生の頃からずっと関わってきていました。そんな彼らへ最後に伝えたことは、「これから先、たくさんの選択、決断しなければならないことが出てきます。周囲のアドバイスを聞いても良いし、他人に相談するのも良いけど、最後の最後は “自分の意志” で決めてほしい」ということでした。

 私は、未来のことを想像したり考えたりすることが好きですが、たまには自分の過去を振り返ることも良いなぁと思いました。

  どんな出来事が今の自分に影響を与えているのか考えてみることで、悩む瞬間や成長する瞬間、将来に影響を与えることが何だったかを思い出し、企画作りや今の学生を考えるきっかけにできるなと感じました。

 たまには自分自身の過去を振り返ることもイイかもしれません。皆さんもお時間がある時にぜひ振り返ってみて下さい。何かヒントが得られるかもしれませんよ。

この記事を書いた人

副島理恵子(Rieko,SOEJIMA)
有限会社エッセンシャルエデュケーションセンター EE事業部ディレクター。長崎純心大学在学中は、社会福祉の分野を専攻しながら、野外教育の指導ボランティアを経験。大学卒業後、本格的に野外教育の世界へ。1989年長崎県出身。

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