伝え方、伝わり方 | Essential Education Center

伝え方、伝わり方

  みなさんは普段、どのような方法(電話、メール、テレビ電話、LINE、直接会う…など)で自分の想いを人に伝え、それはどのくらい相手に伝わっていると思いますか?

手紙

  私ごとですが、最近引越しをしました。そのため、離れて暮らす祖父母に新しい住所を伝えようと思ったのですが、祖父母は携帯電話やパソコンを持っていないので、手紙で伝えることにしました。

 住所を伝えるだけでは素っ気ないなぁと思ったので、最近あった出来事や引越し先の雰囲気などを伝える文章を添えました。頻繁に会うことのできない祖父母を想って…

 しかし、ふと「手紙で私の想いってどう伝わるの?」、「私の想いはどのくらい伝わるの?」と、疑問に思いました。手紙だと、返事が来たとしても数日後になります。読み手のリアルなリアクションも伝わって来ません。また “頻繁に会うことの出来ない祖父母を想って…” と言うこと自体が自己満足なのか?…とも思いました。

便利さの影で

 私の場合、仕事やプライベートでの連絡は、メールやチャット、LINEなどインターネット経由の『テキストコミュニケーション』が圧倒的に多いです。こういった『テキストコミュニケーション』では、伝えたい事は7%程度しか伝わらないそうです。私はそれを知った時、特にプライベートでは、相手の事に想いを巡らすこともなく、安易にメッセージを送ってしまう事がほとんどなので、伝えたい事の3%も伝わっていないのかも知れない…気持ちのスレ違いが起きているかも知れない…と不安になりました。そもそも発信側である私自身が “気持ち” を伝えようとしていないのかも知れません。インターネット経由の『テキストコミュニケーション』は便利ですが、その影で、“気持ち” が置き去りにされてしまうと感じます。

相手に伝わる、伝える

 今回手紙を書きながら、どう書けば相手に伝わるのかを考えました。ボールペンで書いていたので間違ってしまったら消せないため、ペンを止めてその都度、考えました。いつもは絵文字やスタンプ、画像添付で済ませているモノを文章でどう表現すれば良いのか…。日頃から便利なものに依存し、安易にメッセージを送ってしまう事がほとんどなので、自分の頭で考え、自分の言葉で表現しなくなっていることを実感しました。そうしている事で、伝える力が養われにくい、奪われていくのだと思います。

 もちろん『ダイレクトコミュニケーション(直接会って伝える)』が一番伝わる方法だと思うのですが、日頃から自分の言葉を紡いでいないとその際の表現にも影響してくるのだろうと思います。

表現する力

 現在、EECは、小学校1年生という低年齢層から関わらせて頂いています。将来、彼らが伝えたい事を伝えられるよう、何気ない会話や “ふりかえり” というものを通して自分を表現する力を育んでいければと思っています。

この記事を書いた人

副島理恵子(Rieko,SOEJIMA)
有限会社エッセンシャルエデュケーションセンター EE事業部ディレクター。長崎純心大学在学中は、社会福祉の分野を専攻しながら、野外教育の指導ボランティアを経験。大学卒業後、本格的に野外教育の世界へ。1989年長崎県出身。

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