「わからない」という言葉 | Essential Education Center

「わからない」という言葉

最近、とあるテレビドラマで「わからない」という言葉がキーワードになっていたものがありました。余談ですがこのドラマ、10話完結の8話あたりを偶然目にして、そこで扱うテーマ、俳優さんの演技に興味を引かれたドラマです…。

この「わからない」という言葉、スッと口にできない言葉であり、逆に反射的にパッと口にしてしまう言葉でもあります。頻繁に使われる言葉ではありますが、扱いが難しい言葉でもある気がします。今回はこの「わからない」という言葉を深掘りしていきたいと思います。

自分自身の「わからない」

私自身、「わからない」を、最近どんな場面で、どんな風に使ったかを思い返してみました。

1.ある人の発言を聞いている時、「何を言っているのか “わからない”」と思いました。これは、単語や文章が聞き取れないという事ではなく、意味、真意が理解できなかった場面です。この “わからない” には、なぜここでその発言をするのかが “わからない” ということも含まれています。

2.トラブル解決の場面で、「どうしたらいいのか “わからない”」と思いました。原因が判明しない、解決方法が思いつかない切羽詰まった感じです。

3.あるアンケートの結果を見ていた時「なんでこの結果になるのか “わからない”」と思いました。その結果に到るまでの経過、考察が釈然としないモヤモヤした感じです。

4.人と話している場面で、自分の伝えたいことが相手に伝わっていない、自分のことを理解してくれないと感じ、どうしてわかってくれないのだろう?という意味で “わからない”と思いました。

「わからない」を伝える

前段で、4つほど自分自身が “わからない” を使った場面を紹介しましたが、いずれもその場では感じたり、思ったりはしましたが、その “わからない” ことを相手の人であったり、周囲の人に伝えたか?と言われるとそんな場面は少なかったと思います。

“わからない” を人に伝えること、“わからない” をそのままにせず追究し続けることは、ある意味勇気がいることなのかもしれません。「こんな事もわからないの?」という周囲の反応を恐れたり、「わかっているよね」という暗黙の強要に屈したり、わかっていないのは自分だけかもしれない、恥ずかしさみたいなものが邪魔をしていたり、時間・手間を惜しんでいたり、本質から目を背けたい弱さであったり…。

Ask much, know much.

いろいろな “わからない” をそのままにしては、何も解決しません。また、成長もしません。そのままにしておくことの結果を想像すれば、次にとるべき自分の行動が決まってくると思います。

「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」という諺がありますが、聞く(尋ねる、質問する)ことは恥ずかしいことなのでしょうか?Essential Education では、目に見えない領域(自分自身の内なる声、発言や行動の意図、感情や価値観など)をEssentialと呼び、そこに目を向けることを大切にしています。そこと向き合わなければ、行動や意識の本質的な変革(成長)はできないと考えています。

Ask much, know much.(大いに聞いて大いに知れ)。これからも本質から目を逸らさずに向き合っていくことの価値を伝え、機会を創出し、支援してきたいと思います。そして、自分自身もAsk much, know much…。常に成長の過程に在りたい、成長し続ける存在で在りたいと思います。

この記事を書いた人

鈴木 浩之(Hiroyuki,SUZUKI)
有限会社エッセンシャルエデュケーションセンター Sales&Promotion担当マネージャー。
大学卒業後、世界的冒険教育機関であるOBSの指導者コースJALT受講、その後、OBSインストラクターへ。OEC、国立青少年教育振興機構、市議会議員等を経て現在に至る。1971年静岡県出身。

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