今どきシリーズ(kids編)

 以前、このブログで『今どきシリーズ(teens 編)』という事で、今どきの中高生について感じたことを書きました。今回は、子どもの可能性について「無限なのになぁ〜」「もっと自由に、もっと大胆に広げられたらなぁ〜」「大人の責任って重いよなぁ〜」と思った場面に出会ったので、その時のことを、今どきシリーズ(kids編)として、綴っておきたいと思います。

出会った場面

 アクティブラーニングそれは、子ども達との「川遊び」の場面。安全管理上、遊ぶエリアを決めて自由に遊ばせていました。私はそのエリアの最下流にいて、遊んでいる子ども達が、そこより下流へ行かないように見守っていました。

 私がいるところへ近づいて来た女の子がいたので、「そろそろ岸へ向かって泳いでー」と声をかけたのですが、ニコニコ、笑顔で流され続けていました。しかし、遊ぶエリアの最下流ポイントを過ぎた瞬間、今にも泣き出しそな表情へガラッと変わり、「助けて!戻れない!」と…。

 その表情の変わり様にはビックリしましたが、「自分で泳いだら岸へ戻れるよ」と伝えたら、自分の力でしっかりと岸へ戻って行くことができました。(遊ぶエリアの最下流ポイントを過ぎたとしても安全は十分確保されていました。)

私が思ったこと

アクティブラーニング おそらく、その女の子は、大人に言われた “制限” を超えてしまったから、危機を感じたのではないかと思います。そして “当然、助けてくれる” と思っていて、ある意味、意表をつかれたような感覚だったように思います。

 遊び方や遊ぶ場所、遊ぶ人、習い事の選択などなど “制限” が日常に溢れていて、それを当たり前に守っているから起きたことであるように思います。

 “制限” がある事が当たり前、大人が “制限” を設けて守ってくれる事が当たり前、そんな当たり前の積み重ねが、子どもの創造力、危機管理能力、人間関係形成力などが育つことを阻害している様に感じます。その結果、自分の意志を持ったり、自分で責任をとったりする事がなく、主体性も育たないように思います。

制限がダメではない

 もちろん、“制限” が全てダメという事ではありません。まだ知らない事や分からない事が多い子ども達を、大きな事故や怪我から守るのは大人の責任だと思います。

 いろいろな “制限” の中でも、子どもが選択できる部分があったり、大人と子どもが対等な関係性で一緒にルールを決めたり、子どもの成長に合わせて柔軟に変化していく事が出来ると良いなと思います。そうする事で子ども自身が自分で判断できる様になるのではないでしょうか。

私だったらどうするか

 子育ての経験はありませんが、私だったら “制限” ではなく、最低限の安全はソッと確保しつつ、全て子どもに任せ “見守る” です。

 そうやって子ども自身が、自分で自分の可能性を無限に広げていく。これからもそんなプログラムを提供していきたいです。

この記事を書いた人

副島理恵子(Rieko,SOEJIMA)
有限会社エッセンシャルエデュケーションセンター EE事業部ディレクター。長崎純心大学在学中は、社会福祉の分野を専攻しながら、野外教育の指導ボランティアを経験。大学卒業後、本格的に野外教育の世界へ。1989年長崎県出身。

シェアする