【副島説 ②】#名もなき仕事  

  前回ブログ、“自分” という オリジナリティに続く、【副島説】の第二弾です。今回は、老若男女に読んで欲しい内容になっています。

 これまでは、現場で常に最年少だった私。しかしここ数年、私より若い人達と仕事をすることが増えてきました。そんな時、フッと思ったことが今回のブログのテーマです。どれくらいの方に共感して貰えるでしょうか?

元ネタ

 『名もなき家事』という言葉を聞いたことはありますか?少し前によくテレビでも取り上げられていましたね。『やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた』という本が元ネタです。

 家事と言えば、掃除・洗濯・皿洗い…。なんですが、一言で「皿洗い」と言ってもそれだけでなく、「洗う前に水に浸す」や「乾かす」、「乾いたら元の場所へ片付ける」など、なんとも言えない『名もなき家事』があるという話です。

名もなき仕事

 ある仕事の現場で、“家事” を “仕事” に置き換えることが出来るなと思いました。『名もなき仕事』です。

 家事と似たようなモノでいうと、「コーヒーを淹れる」こと。私たちは出張に、コーヒーメーカーを持ち出しています。誰かが淹れてくれた後、私が淹れようと水場へ行くと、シンクやその周りに茶色いシミが沢山…。何かとんでもない事件でも起きたのかと思うくらい。

 他にも、外へPPロープを持ち出す際…必要なものがありますよね?「ハサミも一緒に持ってくる」です。細かい事なのですが、欠かせない仕事(?)だと私は思います。

社会の中で生きていく能力

 IQ(知能指数)、EQ(心の知能指数)は、聞いたことのある言葉だと思います。しかし最近は、こんな言葉があります。『HQ(人間性知能)』です。

 教育評論家の尾木ママは、HQを『社会の中で生きていく能力』と言い、HQが高い人というのは「社会性や創造性、企画力、決断力などの能力に優れていて、相手の気持ちを汲んだ行動ができたり、諦めずに未来を切り拓く意志をもっていたりする」そうです。

 HQは「未来型学力」とも言われていて、世界の教育者はこれを伸ばそうと言っています。『HQ(人間性知能)』と言われると、何だか違和感があるし、人間性を数値化するなんて…と感じる方も少なくないと思います。

何が言いたいか?

 『HQ』や『未来型学力』と聞くと大層なイメージを抱きますが、決してそうではない、当たり前の力であると私は思います。私が今回のブログに『名もなき仕事』と『HQ』を一緒に書いたのは、ソコです。

 今回の例はかなり細かいことを書きましたが、若い人達は『名もなき仕事』にどれだけ気づくことが出来るかで、自分が人の上に立った時に見える景色が変わってくると言いたいのです。

 先輩が欲しい時に欲しいモノを出すことが出来れば、あなたの株は急上昇です(笑)。また先輩方は、『名もなき仕事』を把握しているだけで、目の前のモノが当たり前ではなく、名もなき仕事の結集であると認識できれば、後輩への関わり方も変わってくると思います。  ※もちろん、“後輩” が全ての『名もなき仕事』をしなければならない、するべきと言いたいのではありません。

お前はどうなんだ!

 私は『名もなき仕事』を見落としがちです。このブログを書きながら、これからは『名もなき仕事』を漏れなくやっていこうと決意した次第です。

 「私も見落としがちだな〜」と共感している皆さん、一緒に頑張っていきましょう!名もなき仕事をみんなでシェアするだけで絶対に社内がハッピーになります。一緒に今までと違う景色を見に行きましょう。

この記事を書いた人

副島理恵子(Rieko,SOEJIMA)
有限会社エッセンシャルエデュケーションセンター EE事業部ディレクター。長崎純心大学在学中は、社会福祉の分野を専攻しながら、野外教育の指導ボランティアを経験。大学卒業後、本格的に野外教育の世界へ。1989年長崎県出身。

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